知っておきたい、月経前の頭痛の原因と対策

生理前・整理中にでる偏頭痛とは?
片頭痛に悩む女性の中には、生理の数日前から生理中に片頭痛の発作が起きやすくなる人がいます。医学的には「月経時片頭痛」と呼ばれます。

生理に関連した片頭痛は、その他の時期に見られる片頭痛に比べて痛みが強く、また続く時間も長い傾向があります。薬が効きにくいことも多いです。
片頭痛発作の予防や発作時の痛み止めに使える薬は月経時片頭痛でも同じです。

生理前のイライラや頭痛は我慢するしかないの?
月経がはじまる前、2~10日くらい前から始まる不調を月経前症候群といいます。
生理前になると、訳もなくイラついたり、頭痛や腹痛など、不調を訴える女性は少なくないです。

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軽いものも含めて、女性の30%くらいにみられる病状で、身体的には、下腹部痛、乳房痛、頭痛、むくみなど。精神的にはイライラ、気分の落ちこみなどですが、月経が始まるとこれらの症状は軽減します。
排卵後のホルモンの大きな波が原因と考えられ、ホルモンの変動を軽減するピルが有効です。

 

偏頭痛は予防できる?

片頭痛発作は一般に、ストレスや空腹などがきっかけで起こることがあります。生理もそのひとつです。生理以外にも生活の中で発作のきっかけになっていることがないか、頭痛ダイアリーなどを使って一度振り返ってみると気付くことがあるかもしれません。

・規則正しい生活(寝不足も寝すぎもきっかけになる場合がある)
・食事を抜かない
・きっかけになる食品を避ける
・温度差に気をつける(夏場は部屋のクーラーを効かせすぎない、炎天下での外出は避ける)
といった点の中から、自分に関係のあるものを見つけることで、予防に役立てられる場合があります。

 

偏頭痛は長く続いても治る

片頭痛は何年も続くことが多いですが、年を重ねるにつれて、痛みが軽くなっていく人、発作が起きる回数が少なくなっていく人が多いです。

ただし、まれに片頭痛が悪化して、「慢性片頭痛」と呼ばれる状態になってしまう人もいます。

アメリカのある調査1)を基に年代別に片頭痛の人の割合を比較すると、男性では30代で9%なのに対して60歳以上では2.1%と低く、女性では30代で38.1%いるのに対して60歳以上では6.4%にとどまります。

時代によって片頭痛になる人の割合が変わらないとすれば、30代の時に片頭痛で苦しんでいた人の多くは、60歳を超えるまでに片頭痛に悩まされなくなっているのかもしれません。

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実際に一人ひとりの患者さんに話を聞いても、長年片頭痛と付き合っているうちに、昔に比べれば楽になってきたという人が多いです。
片頭痛を根治する方法はわかっていません。

そのため発作をなるべく少なく、痛みの強さをなるべく軽くするために治療が行われます。

治療を続けるうちにしだいに楽になっていく場合もあります。

慢性偏頭痛とは?

慢性片頭痛とは、片頭痛の発作が増えていって、長い期間にわたって日常的に片頭痛に悩まされている状態です。
慢性片頭痛の症状は、典型的な片頭痛とは違って、ギューッと締め付けられる感じの痛みのこともあります。

これは緊張型頭痛の痛みとも似た特徴です。

しかし慢性片頭痛が実は緊張型頭痛だったという意味ではありません。

慢性片頭痛の多くは、片頭痛の治療薬であるトリプタン製剤によって症状が改善することから、緊張型頭痛というよりも片頭痛の一種として考えられています。

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