片付けできない人でも、楽して片付けられるようになるために
自宅でも、オフィスでも、ごちゃごちゃして、何がどこにあるかわからない人と、物が多いのに整然と片付いている人と、何でも捨ててしまって何もない人いろいろいますよね。
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ここで、疑問です。
「どうして片付けないといけないの?」
「そりゃあ、片付けてあると何がどこにあるかすぐにわかるし…」
「ええっ、片付けちゃうとどこにあるか探さないといけないから、又散らかっちゃうし」
「そう言うのは、『片づけた』って言わないのよ。」
「じゃあ、どういうのが『片付け』?」
どうして、片付けることができない人はだめといわれるのでしょうか。
片付けができない、整理整頓ができないからといって 生きていく上で困ることはありません。
でも、生活していく環境は清潔であることが、最重要です。
片付けの原則として、
「必要最重要なもの」「必要なもの」「不必要なもの」
最低3つの区別がついていないといけません。
それが、どこに置いて(しまって)あるかが問題になると思います。
カテゴリーごとに決まった場所に収まっていれば、片付いているというのです。
でも、それが、多くなりすぎて、床や廊下に溢れ出していたり、乱雑に置いてあったりすると、すぐに物が取り出せても、片付いているとはいえません。
やはり、仕事を依頼する時、部屋の片付けができている人とできていない人を選ぶとしたら、多くの人は部屋がキレイな人の方が良いと答えると思います。
片付け上手の人の方が、頭が良さそうに見えて、仕事が効率的にできるように見えます。
もっと、簡単に言ってしまうと、片付けができる人の方が、頭の中もきちんと片付けられているように思われます。
それだけでなく、実際片付けられていないと、必要なものがすぐに見つからなかったり、なくなってしまったり、仕事効率が悪くなります。
片付けられていない物の種類によっては、ごみやほこりがたまっていたり、雑菌が発生していたり不衛生になり健康に害を及ぼす場合もあります。
では、どうすれば、片付け上手になるでしょうか
片付けができない人の原因は?
自分でも片付けが出来ない原因を考えてみる必要が出てきます。
片付けができない人に理由を聞いてみると「忙しい」「後でやる」「これで、片付いている」「疲れている」「使うから出してある」
などが、答えとして返ってきます。
片付けができない原因をわかったうえで、片付ける方法を考えましょう。
物が多すぎないですか?
一番目の特徴は「捨てるのが勿体ない病」です。
何時か使うから、まだ使えるから、一回も使ってないから、思い出だから、捨てられない理由はさまざまですよね。
現在実際に使っている物だけを、区別してみましょう。
季節毎や、行事に使うものも使っている物に入れておきましょう。
そうすると、使っていないで、放置されてしまっているものが、わかってきます。
特に 洋服、靴、宝飾品などは、寸法が変わってしまったり、流行遅れになってしまったりしたもので、収納スペースがいっぱいになっていませんか。
何事も先延ばしにしてしまう
片付けられない人は、片付を先延ばしにするだけではなく、もの事全般を先延ばしにしてしまう傾向があります。
なぜならば、やった方が良いのは分かっているけど、やらなくても別に困らないからです。
確かにそうですね、生活に支障が出るほど緊急を要することではありませんが、なんでも先延ばしは、生活すべてがルーズになり、立ち行かなくなります。
先延ばしにする理由は、わかっているけど明日でもできるものが多いです。
まずは、先延ばしにしてしまう性格を少しずつ治すことが大切です。
必ず、自分に都合が良い理由があります。
自分では、十分に変わらなければいけないのが分かっていて変われない人に多いのが、自分を適正に評価できていないことです。
言い訳ばかりして今の自分の欠点を素直に認めていないということです。
自分を認めるということは心苦しいことですが、他人に指摘される前に、自分自身で気づくようにしてこっそり改善するよう意識してみてください。
どこかで一気にやろうと考えている
時間があるときにやろうと考えていませんか?
休みに、休みにやろうと思っても、休みは休みです。
仕事疲れで出来なかったり、用事が入ったり、気が付くと一向に手を付けずに何か月も経ってしまい、ごみの山。なんて言うことになりかねません。
「毎日必ず、使ったものを片付ける。」
それだけで、あまり、散らかりません。
でも、それには、きちんと片づける元の場所が必要です。
どのようにすれば、きちんと、片付けられるようになるのでしょうか。
片付できない人に多いと言われるADHD(注意欠陥多動性障害)とは?
ADHDとは何?
片付ができない、注意散漫である、計画性がない、時間に遅れる、などの減少が多く怒る人に多いと言われているADHDすなわち注意欠如多動性障害ですが、片付けができない=ADHDでは、ありません。
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ADHDは一部には、脳の感染・外傷など後天的原因によるものがありますが、遺伝要因の関与が高いといわれています。だいたい3%~5%の割合で出現しています。
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基本症状は不注意、多動性、衝動性です。
一般的に発達とともに症状は軽くなりますが、基本的特徴をもち続けることが多いようです。
一番の改善策は、まずは自分が、「自分は自分」と認めてあげること。
その上で、ADHDを言い訳にして怠けることなく、常に100%を目標にベストを尽くす。
もちろん、実力以上を求めないこと。はじめは、ハードルを低くして、キャパオーバーにならないように注意する。
「できないのは自分のせいでも他人のせいでもない。出来ることを目標にしてがんばる。」
片付できない人が片づけをするまず第一歩
まずは、小さなものから、狭い範囲から片付けてみましょう。
お財布の中
大きなお財布を持っていて、レシートとカードがゴチャゴチャになっている。
レジに並んで、その店のカードが出てこなくて、後ろに長い列ができてしまった。
経費の領収書をまちがって捨ててしまった。
などの経験は、ありませんか?
片付けの一歩として、まず、お財布の中を片付けましょう。
カードは、種類ごと、使う頻度、お店の場所ごとなど、自分で、ルールを決めて分けて、入れておきましょう。量が増える場合は、安価な、カードケースを別に携帯しましょう。
レシート・領収証は、買い物から帰ったら、その都度いる物いらない物に分けて、箱に入れるだけでも、整理がつきます。
鞄の中
かばんの中が散らかりがちな場合は、バッグインバッグ(かばんの中に入れるかばん)を使用し、カテゴリーごとに大事な物をまとめます。
定期、財布、携帯などは、ポケットに入れる、チェーンで、持ち手に付けるなど、効率よく物が取り出せるようにします。
机の上
まず、机の上の物で、収納場所が決まっているものは、しまいましょう。
そして、どうしても机の上に残ってしまうものは、「必要最重要なもの」「必要なもの」「不必要なもの」にわけましょう。
そして、「不必要なもの」の行先を決めてあげましょう。処分か売却ですね。
片付けできない人が、部屋を片付ける
物を減らす
部屋全体を片付ける時も、机の上を片付ける時とはじめは同じです。
「必要最重要なもの」「必要なもの」「不必要なもの」にわけましょう。
大きな箱を用意して、分けて入れておき、毎日少しずつ片付けていけば、いずれきれいになります。
問題になるのは、何をどう減らすかが問題になります。
これが、きちんとできないので、物があふれて、片付けできない人になってしまうのです。
本やCDは収納スペースを決めて収納できなくなったら、いらないと思うものから処分していきましょう。
上、横に離れ小島を作らない。
洋服は種類別に収納して、収納しきれない物は、処分しましょう。
自分で、ルールを決めて、新しい服を買ったら古い服は処分していきましょう。
まだ、着られる服があるのに、同じような服は買わないようにします。
靴も同じです。
玄関に散乱させないで下駄箱に収納して収納できないものは処分します。
冷蔵庫の中を、保管庫としない。
安いからと言って、多く食料品を買わない。
食べられる量だけ買う。
を心がけて、賞味期限の切れているものを置きっぱなしにしないようにしましょう。
プレゼントの包装紙や、リボン、空き箱、紙袋、レジ袋なども貯めこんでしまわずに、期間を決めて処分しましょう。
物の置き場所を決める
片付をうまくするには、うまく収納場所を作ることです。
「よく使うもの」「時々使うもの」「めったに使わないもの」というように自分がわかりやすいように分けて収納します。
一番よく使う部屋・場所に収納するようにしましょう。
収納する場所が遠かったり不便だったりすると、また、出しっぱなしになってしまいます。
鍵や携帯電話、いつも来ていくコートなどは玄関の近くに置く場所を作るのも一つの手です。
収納場所が決まったらラベルを付けて、使ったらそこに戻す習慣をつけましょう。
使ったものは一つ一つ戻す、床に物を置かないといったルールを作るとよいでしょう。
まとめ
散らかっていてもつい「あとでやろう」と思ってしまいがちです。
「あとでやろう」と思った時こそ、「今やろう」と意識を切り替えられるようになるといいですよね。
1度忘れるともうだめだと思わずに、気付いた時に片付けができていなければ、良いんじゃないかなとも、思ってしまいます。
「天才は、片付けができない」と、よく言われますが、天才は、散かっているものを全て記憶できて、活用できるのだと思います。
凡人の私は、少しずつ片付けが出来る人を目指してがんばろうと思います。