退職する前に知っておきたい!上手に有給消化するコツ!
退職すると決まったら、是非確認しておきたいのが『有給消化』です。
「あとどれくらい残っているのか?」「まとめて休暇をとることは出来るのか?」
まだまだ知らない方も多い、有給休暇を上手に消化するためのコツをみていきたいと思います。
まずは有給休暇がどれくらい残っているのか?確認しよう!
勤めてから6ヶ月以上働き、全労働日の8割以上を出勤した人に与えられる有給休暇ですが、実際に退職すると決まってもなかなかまとめて取れない…というのが現実のようです。
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この有給休暇というのは会社を休まずにしっかり務めたからこそ与えられる権利なのです。
この有給を消化するにあたって後ろめたさを感じる必要は全くありません。
問題は、有給消化の時期とタイミングです。
退職する可能性がある方やこれから転職を考えている方は、前もってあとどのくらいの有給休暇が残っているのかを確認しておきましょう。
会社側としてもいきなり退職すると告げられても、希望する日にまとめて有給を与えるというのは難しいからです。
有給を上手に消化するためには、事前の準備が必要です。
有給消化するための上手なポイント!
退職する事が前提であっても、会社側との合意がなければ希望する日に消化するのは難しいです。
事前に仕事の引き継ぎを済ませたり、予め退職する日と有給消化したい日を上司に相談しておきましょう。
一般的には、退職する1~2ヶ月前から報告しておくのがルールとなっています。
給料の支払いはもちろんですが、会社の都合もあるので円滑に退職するためには早めに連絡することが大切です。
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前もって連絡を貰っていれば、会社側も人員確保やその後の対策といった仕事上での問題が発生しないように手続きが出来るからです。
それだけでなく、きちんと連絡をしておけば職場の同僚や上司との関係も崩れることなくスムーズに退職出来ます。
また、有給休暇には付与されてから2年以内という期限があります。
これもしっかり把握しておきましょう。
退職金制度もしっかり確認しておこう!
退職するに当たって有給消化だけでなく、退職金が出る会社もあります。
通常は、就業規則とは別冊になっている場合が多いので注意しましょう。
まずは勤めている会社での退職金制度がどうなっているのかを確認し、自分でも試算してみる必要があります。
せっかく貰える退職金もしっかり確認できず、貰いそこねる…なんてことのないように、転職する意向がある方は早めに確認しておきましょう。
もしも有給消化出来なかったら買取してもらえるの?
前もって退職することを会社に伝えていた場合でも、希望通りの有給消化が出来るとは限りません。
もし、有給を消化できなかった場合どうしたらいいのでしょうか?
最近では、一部の企業では有給休暇の買取りを行っている企業もあるようです。
有給休暇をとれなかったから、その代わりにお金を払うというものです。
「どうしても仕事が忙しく有給を取れなかった」「同僚が体調を崩してしまった」など、有給を消化しきれなかったという方も少なくありません。
こうした場合にお金を払ってくれる企業も中にはあるので、もしもの場合に備えて、こうしたケースではどう対応してくれるのかを確認しておくと安心ですね。
まとめ
退職して有給消化したい時は、最低でも1~2ヶ月前には連絡しておきましょう。
「まとめて有給消化できるのか」「退職金制度や買取りがあるのか」
これらを事前に確認しておきましょう。
早めに連絡をするだけで、会社だけでなく周囲の方にも迷惑をかけずにスムーズに手続きが進むからです。