もし上司がモンスターだったら モンスター上司の傾向と対策
あなたの上司は「モンスター上司」ではありませんか?
会社に行くのも億劫なはず。
そんな「モンスター上司」とその傾向、上司とうまく付き合うコツをご紹介したいと思います。
あなたの上司は「モンスター上司」?
モンスター上司のタイプにも色々あります。
攻撃系、プライド高い系、理不尽タイプなど…。
そんな「モンスター上司」の特徴を挙げてみたいと思います。
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①権力を振りかざす
権力を振りかざすモンスター上司は、それを利用して自分の自慢話をしたり、自分の考えに合わないことをそのプライドに拒否したり、部下が逆らえないようにします。
そして無理強いの仕事を強要したり、逆に仕事をわざと与えなかったり、部下を苦しめるモンスター上司です。
部下のミスは部下のせいにだけにして、自分は知らんぷりをします。
②人の話を聞かず責任を押し付ける
モンスター上司の特徴として、人の話は絶対聞かないというタイプもあります。
部下が説明したり、重大な話は一切聞かず、会議も無駄に終わりがち。
自分が都合が悪いことになると、更に逃げに入り「後はお前がなんとかしておけ」と責任転嫁に入ります。
結局うまくいかないと自分の責任から逃れて「お前が何もしないからだ」と言って自分は知らんぷりすることが多々あります。
上司は部下の責任も負うものですが、それを一切しない上司も「モンスター」です。
③仕事をしない、仕事を押し付ける
全く仕事をしないのに、肩書きだけはある人がいますが、これも「モンスター上司」の特徴のひとつです。
基本的に全て部下に丸投げをするのも特徴です。
チームやプロジェクト内で仕事が忙しくしていても、自分は全く加わらず、簡単な雑務だけで、あとはネットサーフィンをしたりしています。
他の人が残業をしていても定時で帰社してしまいます。
仕事をしないばかりか、面倒だったり自分がわからない仕事は基本的に部下に丸投げします。
モンスター上司は自分のわからない事には逃げたり自分論で「俺だったら一人で出来た」、仕事がうまくいかないと「俺の仕事でミスをするな」と語ったり怒ったりするので、どうしようもありません。
④自分の価値観を部下に押し付ける
モンスター上司のタイプのひとつには「自分の価値観を押し付ける」というものがあります。
仕事をしないタイプとは反対に仕事が出来る上司の中にも、モンスターはいます。
「俺に従っていればいい」「俺の言ったとおりにやれ」などと自分の価値観で仕事を押し付けるタイプです。
そして「俺がやればこうだったのに」「俺の時はこうやったのに」などと、特に仕事がうまくいかないと自分の価値観を語りだし、それでいて手伝おうともせず部下に責任を押し付けます。
もしあなたがあなたのやり方で仕事を片付けてしまうと、モンスター上司はプライドも高いので、自分の価値観を持ちだしてあなたのやり方を認めようとしないのです。
⑤自分より上の人間にはゴマをする
モンスター上司は部下に対しては文句ばかり押し付けますが、自分より上の地位にいる人間にはゴマをすり、うまく取り入ろうとします。
部下が仕事が出来ないと自分は出来ない部下を持ち、それを一生懸命自分がカバーしてるものだと支離滅裂な説明をします。
基本的に出世欲が強いため、目上の人間に対してはペコペコしてゴマをすりに出ます。
大概は勤務時間以外で、食事やお酒の席で目上の上司をおだてるようなことをするので、社内では気付かれないケースもあります。
もしモンスター上司があなたの目の前で目上の上司に怒られた場合は、その後に自分の顔に泥を塗るななどと、個人的に呼び出したりして罵倒したりします。
とにかくプライドを傷つけれるのが嫌なのです。
⑥精神的・身体的な攻撃をする
モンスター上司として、一番手におえないのがこの部類です。
精神的な攻撃では、「言葉の暴力」が絶えない場合もあります。
「お前がミスしたから、これだけ損害が出た」と、他人の目の前で侮辱されたり、職場の部署で皆に聞こえるほど大きな声で侮辱し恥をかかされたりと色々です。
度を越すとさらには平手打ちをくらうなど身体的な攻撃にまで及ぶケースもあるようです。
こうしたモンスター上司は、日本独特の体育会系のノリがあったり、上下関係を暴言で示し、部下を抑えこもうとします。
こんなモンスター上司がいたらどうする?
実は熱意があるだけの上司だったりすることもありますが、もしあなたの上司が本当にモンスター上司であった場合はどうやって切り抜けていけばいいのでしょうか?
顔を合わせずにはいられないわけですから、自分を守るために対策が必要です。
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①こまめな報告と相談をする
何もなくとも、モンスター上司はつねに部下を観察しています。
仕事をしないからともいえますが、まずは上司に聞かずとも出来る仕事でも「相談」「報告」をこまめにすることです。
モンスター上司は知らないところで部下の仕事が進んでいたり、自分より出来てしまうと、とたんにへそを曲げてしまうものです。
気が進まず面倒ではありますが、自分で判断出来る仕事でも「報告」「相談」は忘れずすることで、モンスター上司からの文句を言われないようにすることです。
②モンスター上司だからこそいいところを探してみる
自分の上司、つまり出世しているということは、何かしら出来るから自分の目上の人間であるわけです。
ですから、自分までカリカリせず、気を落ち着けてみて少し認識を変えて、モンスター上司のいいところを観察してみるのです。
例えば目上の上司、トラブルに対する対応力や、厳しいけれどどこか仕事が出来るところがあるなどです。
自慢話や、①の相談などをして答えを聞いてみると、意外とそれが見つかるかもしれません。
③可哀想だと思うことに徹する
肝心なのは、モンスター上司に対して心のなかで真っ正直にイライラしないことです。
自分の仕事能力も落ちてしまいます。
そうならないように、「自分は出世したらこんなモンスター上司にはなりたくないなあ」と心の中で可哀想だと思うことです。
「きっと会社でこうすることしか生きるはけ口がないんだろうなあ」「家に居ても居場所がないんだろうなあ」など、反面教師にすることによって自分のイライラを防ぎましょう。
モンスター上司に対するNG
かといってモンスター上司をあなどってはいけません。
自分の立場からも「やりすぎない」ことが肝心です。
肩の力を抜いて、モンスター上司の上司にかけあったり、何度も相談に行きすぎるなど、関わり過ぎるのはNGです。
モンスター上司は、あくまで反面教師として見るのが鉄則です。
まとめ
いかがでしたか。
今やどこにでもいると言われるモンスター上司ですが、今は大丈夫だからといっていつ、あなたの上司がモンスター上司になるかわかりません。
まずは、自分の仕事をきっちりこなして、モンスター上司とは反対の人望の厚い社会人を目指すのが一番の近道です。