実は大人も要注意!おたふく風邪の症状や潜伏期間
『おたふく風邪』は、登園や登校・出社も停止になるほど感染力が強く、とくに子どもがかかりやすい伝染病のひとつです。
2大症状は、「38度近くの発熱」と「耳の下の腫れ」ですが、まれに38度以上の高熱や合併症を発症することもあります。
そのため、高熱が出たり熱が長引いたりした場合は、再度病院を受診したほうがよいでしょう。
この記事では、『おたふく風邪の熱』について解説します。
おたふく風邪について解説
『おたふく風邪』といえば、だれもが聞いたことのある病気ですが、正式名称は『流行性耳下(じか)腺炎』といいます。
病原性微生物である『ムンプスウイルス』が体内に入り込むことで起こる感染症のひとつで、2大症状は「38度近くの発熱」と「耳の下の腫れ」です。
熱が下がらないときの対処法
おたふく風邪の熱へ、直接効果のある方法はありません。
1度目の受診の際に、解熱剤を処方された場合は医師の指示に従って正しく服用することが大切です。
熱が下がらないどころか体温がどんどん上がってしまうときは、様子をよく確認したうえで必要に応じて病院を受診してください。
発症から三日以上たっても熱が下がらないときの対処法
おたふく風邪が原因で、38度以上または38度前後の熱が出ることも考えられます。
子どもでも大人でも、高熱になればなるほど体力の消耗が激しいため、つらい時間が続きます。熱が3日以上続く場合は、様子を見ながら再度受診するタイミングを考えてください。
とはいえ、発熱は2日~5日続くことも。3日以上の発熱があるからといって、必ずしも危険な状態であるとは言えません。
2日ほどであっさりと熱が下がる人もいれば、5日ほど発熱が続く人もいます。発熱があまりにも長引くようであれば、合併症の疑いも
発熱が長引いていて、頭痛や腹痛があれば、『髄膜炎(ずいまくえん)』や『膵炎(すいえん)』という合併症なども考えられます。
病院を受診し、医師の指示に従いましょう。
熱をぶり返すこともある
一般的に、熱は3日以内に下がるとされていますが、38〜40度をいったりきたりすることもあります。
解熱剤で一時的に熱が下がっても、効果が切れるとまたすぐに熱が上がることもあるでしょう。
ウイルス性の感染症の場合、一回の発熱でウイルスをすべて排除することは基本的にはむずかしいため、熱をぶり返すこともあります。
2回目の発熱以降は期間が短いことが多いでしょう。
いったん微熱に戻ってぶり返した場合は要注意
微熱に戻ったのに、再び38度以上の熱が出始めた場合は合併症の可能性も考えられます。
また、抵抗力が低下している分、ほかの病気にもかかりやすいのでじゅうぶんに注意が必要です。心配な場合は医師に相談するようにしましょう。
おたふく風邪の初期症状は?
一般的に、熱は3日以内に下がるとされていますが、38〜40度をいったりきたりすることもあります。
解熱剤で一時的に熱が下がっても、効果が切れるとまたすぐに熱が上がることもあるでしょう。
ウイルス性の感染症の場合、一回の発熱でウイルスをすべて排除することは基本的にはむずかしいため、熱をぶり返すこともあります。
2回目の発熱以降は期間が短いことが多いでしょう。いったん微熱に戻ってぶり返した場合は要注意。
微熱に戻ったのに、再び38度以上の熱が出始めた場合は合併症の可能性も考えられます。
また、抵抗力が低下している分、ほかの病気にもかかりやすいのでじゅうぶんに注意が必要です。
心配な場合は医師に相談するようにしましょう。
大人がおたふく風邪にかかった場合は?
大人のほうが重症化しやすい。一般的におたふく風邪は、子どもよりも大人が発症した場合のほうが重症化しやすいといわれています。
しかし、症状などは似ていて、熱も発熱してから3日ほどで下がることがほとんどです。
子どもにくらべると重症の確率は高いですが、重症化する方よりは重症化しない方の方が多いでしょう。
症状が長引いた場合は、合併症を発症することも考えられる合併症は、髄膜炎(ずいまくえん)・脳炎・膵炎(すいえん)・難聴などです。
成人男性は睾丸(こうがん)炎、成人女性は卵巣炎を発症することもあります。
まとめ
病院で解熱剤を処方してもらいましょう
おたふく風邪と一言でいっても、発熱するかしないか、熱が下がるまでの期間、どのくらいの熱が出るかなど、症状は人それぞれです。
そのため、まずは医師と相談をしながら、解熱剤を正しく服用することが大切です。
熱が長引くなど、快方に向かわない場合は、再度受診して医師の指示を受けることも大切です。熱は一般的には3日ほど続きます。
一般的に3日程度で熱が引くとされています。
しかし、それ以上長引くからといって必ずしも危険な状態とはかぎりません。5日ほど続いても異常がない場合もあります。
また、高齢者や子どもは免疫力が低いため、熱が長引く傾向があります。自己判断で慌ててしまったり、逆に気を緩めてしまったりすることのないよう気をつけましょう。
心配なときは迷わず医師に相談しましょう。