猫に牛乳を与えるのは正しい? 気になる真相は実は・・・
猫に牛乳を与えるのは良くないとの議論が最近持ち上がっています。
ペットして飼われる事の多い猫。
犬と猫はペットして大人気です。
猫好きな人は猫を飼い、犬好きの人は犬を飼います。
単純明快です。
先ずペットとして猫を飼った時にしなければいけない事があります。
しつけも重要ですが、予防注射を動物病院で打たなければいけません。
猫を飼うのは、購入代金以上にその後のお金がかかります。
猫に牛乳はOK?それともNG?
キャットフードを与えるのに、毎月予算が削られます。
キャットフードだけではありません。
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今は水も水道水ではなく、ペット専用の水が販売されています。
この効果が高い為、水道水が敬遠され気味にあります。
今は人間もペットも健康志向です。
どうせなら飼った猫に長生きしてもらいたいと思うのは当然のことでしょう。
そこで、今回のお題、猫に牛乳は飲ませてはいけないのか?また、どうして飲ませてはいけないのかについて検証していきたいと思います。
何気なく、猫に牛乳を与える人は多いと思います。
特に猫に牛乳を与えるのに抵抗感を持つ人は少ないでしょう。
犬には良くて、どうして猫には与えてはいけないのでしょうか?
疑問に思う人も多いはずです。
私も犬を飼っていましたが当たり前のように牛乳を与えていました。
猫を飼っていたら同じく牛乳を与えていた事でしょう。
ここが大きなポイントです。
犬はOK.猫はNG.
それでは具体的にどうして猫に牛乳はいけないのかを書いていきます。
先ず栄養的観点から、以前は牛乳を飲ませても実は問題はありませんでした。
しかし、キャットフードが大幅に改善された事により、猫は十分に栄養が摂れるようになりました。
飲むのは水で十分です。
ここだけみると、別に牛乳を与えても問題がないのでは?そう思う人が多いはずです。
牛乳はかなり多くの栄養素を含んでいます。
牛乳にはたんぱく質、ビタミンA、カルシウムが多く含まれており、キャットフードプラス牛乳をあげると肥満傾向になってしまいます。
メタボな猫になってしまうのです。
ここの選択はあくまでも飼い主の一存になってきます。
絶対にあげてはいけないと言うレベルでないのが今回の肝です。
どこまでがOKなのか?
猫には絶対に牛乳を与えてはいけない、と言うのが常識だとしたら、牛乳を与える飼い主はまずいないでしょう。
なるべく与えない方がベストと言う所が今回のポイントです。
絶対に猫に牛乳を与えてはいけない訳ではありません。
しかし、先ほど挙げた、メタボな猫になるのならまだマシな方で、ここから先が重要になってきます。
特に気をつけなければいけないのが高齢の猫です。
牛乳中に含まれるナトリウムイオンという物質が心臓に負担を大きくかけるので、高齢の猫には牛乳を与えないのが最善の策になってきます。
ナトリウムイオンが心臓に負担をかけるのは高齢の猫に限った事ではありません。
若い猫でも心臓に負担がかかるのは同じです。
心臓は臓器の中で1番重要な部分です。
ここが機能しないと大変な事になります。
先述の通り、牛乳にはたんぱく質、ビタミンA、カルシウムが含まれており、所謂完全栄養食と言われています。
牛乳を与えている猫とそうでない猫は見た目で直ぐ分かります。
牛乳を与えている猫はドンドン太ってきます。
体重増加だけなら、まだ大きな問題ではありませんが、心臓に大きな負担をかけているのはかなり深刻な問題です。
今まで牛乳をなに気なくあげていた、猫の飼い主の方でこの記事を読んだ人は、今日から直ぐにでも牛乳をあげるのを止めるべきでしょう。
こういう事は躊躇する問題ではありません。
飼っていて最近太ってきたなと自覚のある飼い主もいることでしょう。
その太ってしまった原因こそが、牛乳です。牛乳が全てとは言いませんが、ほぼ牛乳が原因と捉えていいと思います。
また牛乳を飲ますと猫も人間同様に下痢をする事があります。
いきなり、飼っていた猫が下痢をしたら心配になりますよね?
その時点では原因がまさか牛乳とは思っていませんので、そこが問題です。
牛乳が原因と分かれば直ぐに牛乳を与えなければいいのです。
原因は牛乳を飲ませた事によって起こる「乳糖不耐症」が原因です。
この原因が判ったのは牛乳を飲ませたらいけないと知りつつも飲ませた飼い主が、心配になり動物病院で受診させた時です。
話が逸れますが、動物病院は人間と違って保険適用がなく、一般的に診察費用も高額となります。
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はっきり言って動物病院の診察費用はお寿司屋さんの時価みたいなもので動物病院側が2000円ですと言えば2000円ですし、1万円ですと言えば1万円です。
高いなと思っても相場が合ってない様なものなので、このようにネットでの情報収集は必要でしょうね。
とにかく猫に牛乳は組み合わせとしては最悪と言う事です。
ここまで読んで猫に牛乳を与えていた人は不安に感じた人も多いと思いますが、この事実を知った今日からあげなければよいのです。
牛乳を飲ませ続ける
それでは、毎日牛乳を飲ませるとどうなるのでしょうか?
酵素を高めると、乳糖に強い体質になり下痢をしにくくはなりますが、これはごく少量をあげたケースに限ります。
ごく少量とはスプーンで大さじ2杯程度です。
100ミリも与えたら、心臓に負担もかかりますし、メタボにもなっていき、人間と同じで不健康な体になっていってしまいます。
そうならない為にも牛乳は避けた方が賢明でしょう。
そうなると牛乳の代用品は水と言う事になります。
ペットショップに売っているペット専用の水を少し高いですが与えるのが一番良いです。
水道水でも問題はありませんが、健康面を考えた場合ペットショップで売っている、ペット専用の水を与えるのが1番適しているでしょう。
少し値は張りますが自分の大切なペットの為なら必要な出費と前向きに考えた方がいいでしょう。
末永く元気でいてもらう為の最善策です。
猫に牛乳は上記の理由から与えてはいけないと言うのが結論になります。
特に高齢の猫の場合は心臓に大きな負担がかかります。
寿命を短くさせるようなものです。
少しでも長く一緒にいたいのなら、牛乳はあげない事です。
また、メタボにもなってしまいますから、キャットフードも普通の猫よりもたくさん欲しがる様になってしまいます。
こうなると完全に負のスパイラルに陥ってしまい、やることなすこと全て裏目に出てしまいます。
まとめ
猫と牛乳の関係は犬猿の仲みたいなものです。
火に油を注ぐといいますか、とにかく相性が悪いです。
一番の元凶は心臓に大きな負担がかかると言う事でしょうね。ここが一番大きなポイントです。
心臓に負担がかかるのは、出来れば避けたいですね。
牛乳を与えなければいいだけの話なのですが、なかなか思い切って行動に移せない飼い主さんもいます。
自分のペットの為です。
自分の体と同じ位真剣に悩んだ方が良いですね。
せっかく飼ったペットですから長く一緒にいたいと思うのが人間の心情というものです。
その点を忘れないで下さい。
愛情を注ぐと言う事は甘えさせることだけではありません。