耳掃除は、一度コツを掴めば簡単にきれいに耳垢が取れます
耳掃除は、何でやっていますか?竹の耳かきですか、綿棒ですか、耳鼻科でやってもらっている人もいますよね。
100均 に行くと、いろいろバラエティに富んだ、耳掃除グッズも売られています。
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でも、自分でやると、きれいに取れない、耳を傷つけて血が出てきちゃう、なんて不器用な人も必見情報です。
耳掃除を徹底的に研究しちゃいます。
耳掃除する、耳垢とは何ですか?
そもそも、耳垢とは、何でしょうか
耳垢とは呼んで字の如く耳のなかの垢です。
空気中のほこり、皮膚の残骸などがたまったものと、外耳道の耳垢腺から出る分泌物が混ざったものです。
耳掃除をする耳垢の種類
耳垢には乾性耳垢(「こな耳」)と湿性耳垢(「べた耳」「猫耳」)があることが知られています。これは、遺伝で湿性耳垢は優性で、乾性耳垢は劣性です。
でも、日本人は優性遺伝の湿性耳垢が少数派となっていて16%しかいません。
湿性耳垢(ねこ耳)
ベタベタした耳垢、触るとべたつき、指で潰すと伸びる耳垢です。
練消しのようなものだそうです。
乾性耳垢(こな耳)
日本人の大半がそうです。サラサラした耳垢です。
かさぶたや皮が剥けたものが連なったような耳垢で、耳掃除でごそっと一気に剥がれ落ちます。
溜まってしまうと、耳の中が痒くなったり、聞こえが悪くなったりしますので、ある程度の間隔をおいて、正しく耳垢を取ることが大切です。
耳掃除でうまく耳垢が取れるコツ
ここで、やっと一番いいなと思った耳掃除の方法をお知らせします。
初心者は、耳かきではなく綿棒を使うと耳を傷つけません。
まずに、綿棒を耳の穴に対してまっすぐ、ゆっくりと入れていきます。
そのままゆっくりと、クルクル回転させるようにしましょう。
耳掃除のコツは、綿棒をゆっくり動かすのがコツです。
奥まで入れる必要はありません。1㎝まで入れます。
なぜならば、耳垢の溜まる場所は耳の穴の入り口から1cmぐらいまでと言われています。
その場所に耳垢を作り出す耳垢線があるからです。
ですので、1cm以上奥には耳垢は溜まりません。
そして、それ以上奥に綿棒を入れると、耳垢が奥に詰まってしまう原因になるかもしれません。
それで、鼓膜を傷つけてしまう恐れがあるためです。
「回転させながら引っこ抜く」
これを数回繰り返せば、耳の中が綺麗さっぱりします。
乾いた綿棒でもいいのですが、ベビーオイルや化粧水などで綿棒を湿らせると吸着率が向上し、耳垢などが綿棒にからみやすくなります。
耳の壁に押しつけたり、こすったりしないことが重要です。
コツを掴んで、耳掃除をし手耳垢を取らないと、傷つけてなるかもしれない病気
耳掃除をやりすぎても、やらなくても思わぬ病気を引き起こしてしまいます。
代表的な病気を紹介します。
ならないように気を付けて適正な耳掃除をしてください。
外耳炎
外耳とは耳の穴の入り口から鼓膜までの間のことをいいます。
外耳が何らかの影響で傷つき、その傷から感染を起こし炎症や湿疹が起こる病気です。
痛みやかゆみを感じて、ヒリヒリ熱い感じが起こるのが特徴で、耳鳴りがしたリ難聴を感じる場合もあるようです。
耳掃除で皮膚を強く擦ってしまうことで、傷ついて出血することがあります。
その傷から発症する場合が多いので、耳掃除には注意したい病気です。
プールに入る前などは、特に注意してください。
耳掃除をしていると痛みを感じる方や、高層階からエレベーターで降下した際に耳の奥がツーンとする、突然に耳鳴りがするという方は外耳炎の可能性があります。
外耳炎を放置すると、耳の殺菌作用や抵抗力が落ちて悪化し、中耳炎にすすむ場合もあります早めに耳鼻科を受診しましょう。
耳垢栓塞
読んで字の如く耳垢で耳垢が固まり、耳の穴が塞がれてしまう病気です。
耳垢栓塞は湿性耳垢(ねこ耳)の人が耳掃除を怠ることで乾燥し切って、固まって外耳道をふさいで発症することが比較的に多いのです。
乾性耳垢(こな耳)の人も、耳垢が出来過ぎてしまって塞がれてしまう場合もあれば、耳掃除の際に綿棒などで耳垢を奥に押し込んでしまった際に起きます。
海水浴やプールでの水泳などで耳の中に水が入ると、乾燥した耳垢が水分を含んだ耳垢に変わり、耳の中で固まり外耳道を塞ぐこともあります。
耳鳴りや、奇妙な音が聞こえたり、聞こえにくく耳が詰まったような感覚が特徴的です。
外傷性鼓膜穿孔
何らかの拍子に鼓膜を破いたり傷つけたりしてしまう病気です。
原因として、耳掻きをしているときに誰かがぶつかって鼓膜を傷つけたり、耳かきを勢いよく耳の奥まで入れてしまって鼓膜を傷つけたり、耳掃除をしているときにくしゃみをして鼓膜を損傷してしまったりすることが挙げられます。
鼓膜が破れると、耳が痛くなることはもちろんこと、音が聞こえなくなったり、頭痛や眩暈が起こったります。
耳掃除をした後に耳のかゆみやいたみがあったり、耳が聞こえづらくなったりする症状がある場合や、耳の中からの出血が続く、耳の奥や耳の後ろ側の痛みが消えない等症状がある場合は、耳の病気の可能性もあります。
少しでも耳に違和感があるときには、速やかに耳鼻科を受診しましょう。
耳掃除のやりすぎによる耳のトラブルは意外に多いです
耳垢を耳掃除する必要はないという意見
耳垢は溜まることで、奥にある鼓膜を守る働きをしています。
耳の穴に侵入するゴミやほこりを耳垢の粘着質でからめとり、耳の奥の鼓膜まで入るを防いでいます。
耳垢は弱酸性で、抗菌作用や抗真菌作用があると言われており、耳の穴での細菌の繁殖を防ぐ働きをしています。
耳垢から発生られる独特に臭いで昆虫の侵入を防止しているとも言われています。
外耳部分から出ている分泌液が耳の穴の皮膚部分に適度な湿気をもたせ、耳の穴を乾燥から防ぐ働きがあります。
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耳垢は自然に排出されているようなのです。
耳垢は絶えず作られていますが、耳の穴を塞ぐほどにはならず、絶えず、耳の穴から外部に古くなった耳垢を排出しているようです。
これらの意見で、耳垢は掃除してはいけないという意見がありますが、気持ち悪いですよね。
体の垢だってお風呂で、洗いますよね。
耳掃除の耳垢を溜めないより良いタイミングと頻度
耳垢をいつ、どのくらいの頻度で取るようにしていますか?
耳垢には外耳を守る働きがあるは、わかりました。
耳掃除で、外耳を傷つけてなってしまう病気があることも、わかりました。
「耳垢を溜めすぎない」「耳垢を取りすぎない」「耳の中を傷つけない」ことが、耳掃除を行う大切なポイントなのです
そこで、耳垢を取るのに適切なタイミングと頻度をご紹介します。
耳掃除は入浴後に行う
入浴後は耳垢が湿気を含んでふやけており、掃除しやすい状態になっています。
でも、耳の中の水分を取るために、耳の穴に綿棒を押し当てて擦らないように注意しましょう。
1ヶ月に1~2回程度の耳掃除で大丈夫
耳掃除自体は月に1~2回程度で良いとこのことです。
1ヶ月に1~2回程度、お風呂に入って耳垢がとりやすい状態になった時に、綿棒などで耳垢を取ると良いでしょう。
綿棒は耳穴に入れてはいけない
綿棒の注意書きには、耳の穴に入れないようにと書いてあります。
形からして耳に入れる為の形状と思いがちですが、本来は耳周辺を掃除する為のもので、耳掃除に使用するものではないようです。
本来の用途に添った使い方から考えると耳の穴には入れてはいけないようです。
耳掃除は耳鼻科で行う
耳垢などが気になって掃除がしたくなった時に、耳に違和感がある場合は耳鼻科を受診して耳掃除をしてもらう方法が一番確実らしいです。
耳鼻科では、耳用の吸引機で、耳垢を吸引して吸い取ってくれるそうです。
診察の時にお願いしても良いでしょう。
まとめ
いろいろと、耳掃除について調べてみました。
耳掃除不要の説もありますが、耳掃除は、気持ちよいですよね。
すっきりします。
耳垢はそこまでたまらないため、月1回でも十分という方もいますが、ため過ぎてもいけませんので、半月に1回程度、綿棒でクルクルしてみましょう
余談ですが、膝枕で、耳掃除は、良くないそうです。
寝てしまうと、取れた耳垢が、落ちてしまう場合があるそうです。
やってもらえる人がいる人は、膝枕でなく、両方とも椅子に座って、同じ高さで、耳掃除するのが、きれいになるコツだそうです。