和室インテリアに自分流スパイスをプラス!和モダンにアップ
日本人は、和室が落ち着きますよね。
我が家の和室は、物がごちゃごちゃ置いてあって狭いですが、それが居心地良いですよね。
家に帰ってきて、即大の字になって手足を伸ばすと気持ちいいです。
一時は、和室が廃れて、すべて、洋間の家やマンションが出現していましたが、また、だんだん和室も見直されてきました。
京都の町家風、東北の民芸風、茶室風など、凝った和室も流行っていますが、今はちょっとだけ手を加えた和風モダンが人気です。
和室を生かすも殺すもあなたのインテリアしだい
和室には、日本の生活にあったとても良いものです。
ですが、やはり生活には、不便なことも多く出てきます。
今の住宅の良い点としては、アルミサッシの窓枠だと、気密性が良いので冷暖房の効きが良く快適に過ごせますが、日本の湿気には耐えられず、絶えず換気をしたり、除湿をしたりしないとカビだらけになってしまいます。
その点、障子やふすまだと、空気の流れは、絶えず外から入って来るので、カビの心配は、ありません。
でも、不用心ですし、木や金属の扉と違い絶えず、張替えや、塗り替えなどの手入れをしないといけません。
そこで、和モダンです。
和室の良さを生かして洋間の良さを取り入れるのです。
和室のインテリアで、比較的簡単にリメイクできるのが、北欧風です。
北欧風インテリアと、和モダンは、共通点がたくさんあります。
それは、ナチュラルな木を豊富に使っていることです。
照明で変えよう、和室のインテリア
照明器具が照らしてくれる範囲や明るさなどによって、雰囲気が変わります。
和室は、たいてい中央に大きな照明がひとつついています。
とても明るくて良いのですが、それを間接照明に換えることによって風格を出すこともできます。
和式の照明はとても明るいのですが、電球が下から丸見えになってしまっています。
フードを換えるだけでも、雰囲気がかわりますし、下の空いているところに、薄い和紙を貼って、電球を見えなくするだけでも、雰囲気は、グーンと変わります。
その照明度の下がった場所に、ペンライトや、コーナーにスタンドを置いて、壁を照らすことで補うとよいでしょう。
北欧のヤコブセンライトは、ナチュラルな木材を組み合わせて作っているので、和室の照明にぴったりだと思います。
そして、モダンな感じがするので、主になる照明を外さずにコーナーにヤコブセンのスタンドを置いて壁を照らし間接照明にするだけでも、雰囲気がモダンになります。
電球の色も、白色や、白昼色などの明るい白よりも、少し黄みがかっているようなものを選ぶと、お部屋が、グッとモダンになります。
かわいい雰囲気にしたいのならば、フードの周りにビビッドな布を貼るだけで、雰囲気は、おしゃれな感じになります。
建具で変える、和室のインテリア
和室の良いところは、なんて言ったって、広い押入れがついていることです。
収納に困る今の住宅事情から言っても、押入れは、とても貴重です。
その場合、ふすまの柄がとても気になりますが、ふすま紙を変えるだてで、グッとモダンになります。
最近は、とっても可愛らしいふすま紙や、個性的なふすま紙なども売っていますが壁紙を貼ってしまっても大丈夫です。
壁は、家具を置いて隠し、ふすまや障子を統一した柄の壁紙を貼ることで、かなり違ったイメージになります。
家具も壁紙と統一した、色のものにすると、モダンになります。
北欧風に変えたいのであれば、ふすまや障子の桟を生かして、真っ白な。
ふすまや紙障子紙を貼り、家具を北欧風にすると、和モダン北欧風の部屋になります。
壁紙は、ホームセンターに行くと手軽に貼れるものをたくさん売っています。
畳を生かそう!和室のインテリア
和室で、嫌われる第1は「畳がおしゃれじゃない」「ばばくさい」でしたが、今は、良さが見直せれています。
畳は、和室にいるだけで森林浴の効果があったり、 水虫を予防してくれる抗菌効果があったり、床下に湿気を逃がすので、防カビ効果があります。
やはり、日本の住宅の床は、畳が一番です。
でも、家具を置くと沈んだり、掃除や手入れが床ほど楽じゃなかったり、へたってくると、張り替えなければなりません。
でも、先ほども書いたように日本の気候には、とてもマッチしています。
近年はやって来たのが縁なし畳です。
縁なし畳とはその名前の通りヘリがない畳のことです。
イ草を使用した目積表との和紙表と、七島イ草を使用している琉球畳が、縁なし畳の主流です。
普通は半畳仕上げで、畳の目の向きを縦横交互に敷くことで、光の当たり具合によって
で市松模様に見えるように敷いていきます。
日本のイ草ではなく七島イ草という特殊な畳表で作られる琉球畳と、混同している人も多いですが別物です。
1畳の縁なし畳もあります。
構図によって、大胆な模様が楽しめます。
今は、イ草を染色して、グリーンの濃淡を使うだけでなく黒白や、ピンク、青などやカラフルな畳もあります。
まず、和室を洋間に、と考えるときに、ラグを敷いたりウォールカーペットを敷いたりしてしまいますが、畳本来の良さを考え直してみてもおしゃれになります。
マンションなどで、床下が、コンクリートで、湿気が抜けない場合は上にウォールカーペットを一面に敷いてしまうと、湿気で畳が駄目になってしまう場合が、あります。
ダニの住家になります。
換気を確認してから、敷きましょう。
そして、畳は自然由来の材質なので、安心して使うことができます。
また、畳のお部屋には、夏は涼しく、冬はあたたかいという効果もあります。
床の間をどうする?和室のインテリア
押し入れや、壁は、DIYできても、邪魔な空間床の間は、あまりおしゃれにできません。
スペースに余裕がある場合は、おしゃれなリトグラフや、写真を飾ってもいいかもしれませんが、やはり、空間がもったいないです。
一時の住家であれば、PPの棚をいくつも買ってきて置いておけば、しゃれた収納スペースになります。
床の間に違い棚のようなものがついている時は、それを活用して、収納スペースを作りましょう。
引き出しがついている場合は、取っ手を洋風のものに変えるだけでも、モダンになります。
前に、ロールスクリーンやカーテンをつけて、中に突っ張り棒を2本か、3本つけると、ロッカー代わりの簡易洋服収納ができます。
ベッドと、ソファで変わる和室のインテリア
ふすまや障子や床の間を変えて、照明を変えても、和室は和室もまんまです。
でも、ここにベッドとソファを入れるとガラッと、雰囲気が変わります。
ベッドは、壁にくっつけておくと、部屋が広く使えます。
寝室を主にする場合で布団の収納スペースがある場合は、布団を敷いて寝ても良いのですが、ベッドで決まったスペースを確保している部屋の方が、いつも部屋が片付いているように思います。
アイアンのベッドを入れると、男前の部屋になります。
木製のベッドだと、北欧風になります。
多目的の部屋の場合は、ソファも置きましょう。
ソファ全体の圧迫感がない高さが低いもので、壁の色とマッチするようなものが良いでしょう。
できれば木目があるもので、北欧風のファブリックを使ったソファがお勧めです。
絶対ではありませんが、自然素材の畳と木のぬくもりは良く合い安らぎを与えてくれます。
和室には、北欧風家具が合います。
ソファのある空間には人が集まってきます。
和室に置くことで、ゆったりとくつろげる空間を作ることができます。
緑を取り入れよう 和室のインテリア
そして、やっぱり部屋にほしいのは、植物です。
小さくてもいいです。世話をする暇がないという人は、サボテン系の植物を置いておくと、あまり手間がかかりません。
まとめ
好むと好まざるとに和室で暮らしてしまっている人。和室で暮らしたいと思いはじめた人のために、和室に似合うインテリア「和モダンインテリア」のノウハウを紹介してみました。
いまや和も純和ふうや和モダン、アジアン風、北欧風、いろいろと、遊べます。
その部屋の主はあなたです。
あなたが、一番気に入るあなた風の部屋を作って楽しく生活してください。
日本に一番合っているのは、和室ですよね。