科学的に証明された!ココロに癒しを与えてくれる音楽とは?
ストレス社会の現在。
癒しに対しての興味、関心は昔よりも多くの方が求めてるのではないでしょうか?
最近では雑貨屋さんなどでも
「寝るときに聴くCD」「リラックスしたい時にCD」など、テーマに沿ったCDも発売されているほどで、その売上はプロミュージシャンのCDを超えることもしばしばあるそうです。
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それだけ音楽に対しての癒し効果は大きく期待されていて、最近では科学的に証明されてきています。
ではどのような音楽に癒しの効果が期待されるんでしょうか?
好きな曲や音で癒し効果がある!?
一言で癒しと言っても個人差があり、この曲を聴けば100%必ず効果があると言われるものは存在しません。
自分の好きな音楽を聴くだけでも癒しの効果は十分期待できます。
また、音楽だけではなく、風の音や、木々が揺れる音、川のせせらぎの音など、自然界にある音をありのまま聴くこともリフレッシュにつながります。
またゆったりとしたオルゴール音はお腹の赤ちゃんにもいいということで、妊婦さんにはオススメしたいものです。
実際産婦人科のロビーではオルゴールが流れ、心をゆったりと落ち着かせてくれる空間を作っている病院が多いです。
治療としても癒しの音楽は期待されている!?
古代から「音楽療法」と言う言葉が存在しています。
それはローマ時代からだと言われているほどです。
音楽を「心の薬」として捉えていた古代ローマでは、頻繁にこの癒しの治療が使われており、実際は曲を聴くのではなく、演奏するという治療方法でした。
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まず、大きな縦笛のような楽器を患者の胸に押し当て、その上で楽器を演奏します。
心がある胸の部分に直接楽器の音を届けて治療するという方法でした。
心は胸にあるという事はこの時から言われていたんですね。
また、最近では「歌う」事も音楽療法の一つになっています。
実際に私も何度か仕事で施設に楽器を持って歌いに行った事がありますが、みんなで歌を歌う事で笑顔になり、楽しかった、癒された!と言ってくれる方が多かったように思います。
科学的に証明された力!
1993年に発売された雑誌「Nature」
そこに掲載された研究者グループによる研究で、UCIの学生36人にモーツアルトのソナタを聞かせたところ、試験でIQが8~9ポイント上がったということも紹介されました。
Mozart Sonata K. 545 モーツァルト ピアノソナタ ハ長調K.545 – Gabriele Tomasello, piano.
またその事を参考に認知症患者へ音楽を聴かせる事は良い刺激となり、これをきっかけとしてQOLやADLが改善することも多いそうです。
各自の音楽歴を聴取し、患者さんの青春の頃に流行した曲を聴いたり、歌ったりするとインパクトが強いということもわかってきています。
海外の研究で、「最もリラックスできる曲」として科学的に認定されたのは、マルコニ・ユニオンが作曲した『無重力(weightless)』。という曲だそうです。
ギター、ピアノ、エレクトロなどを合わせた曲で、心拍数・血圧・コルチゾール(ストレスホルモン)を下げる効果があると科学的に証明されています。
Marconi Union – Weightless
いかがでしたでしょうか?単に音楽と言って、もその人個人個人でかなり捉え方や、感じ方は違います。
でもこのように科学的に証明されている音楽が存在するのも事実です。
音楽の癒しの力を信じてこれからも聴いていきたいですね。