初めての人でも安心!安全!正しいピアスの開け方とは?
今や男性でもピアスを開ける方がいるほど、おしゃれの仲間入りを果たしている『ピアス』。
体に穴を開けるといえば結構すごいことのようですが、多くの方が耳たぶにピアスの穴をあけてファッションのひとつとしてピアスを付けて楽しんでいます。
しかし、間違った方法で穴を開けてしまうと、穴がきちんと開かなかったり、傷がついてそこから化膿してしまい、ピアスを付けるどころの話ではなくなってしまったりなど、危険が存在することを忘れてはいけません。
きちんとした知識を持って、ピアスの穴を開けることをお勧めします。
これからピアスの穴を開けようと思っている人。
また、ファッションとして、もうひとつピアスを開けようと考えている人へ。
今回は、正しく安全にピアスを開けるための方法や注意点などをいくつか紹介していきたいと思います。
ピアスを開ける前に知っていてほしいこと
では、まずはピアスの穴を開ける前に、ピアスの豆知識をいくつかご紹介したいと思います。
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そもそもピアスの歴史は古く、古代ヨーロッパで始まっており、男性が自分の身分を表すものと考えられていました。
また、耳から悪霊が入ってくるのを避ける、魔よけのような役割があったのではないかと考えられています。
日本でも古墳時代には存在していたのではないか、などという説がありますが、確かな証拠は無いようです。
確かな証拠は明治時代に、洋の文化が入ってきたときにファッションとして流行したと考えられています。
また、スペインでは女の子の特徴として、ピアスを付けているのではないかともいわれています。
アメリカなどでも、子供のころからピアスを開ける風習があります。
ピアスひとつでも、国によってさまざまな印象が見えてきて面白いですね。
ピアスを正しく開ける方法
ここからは、ピアスの穴を開ける正しい方法を紹介していきたいと思います。
まず、開ける前に考えないといけないのが、『どのようなピアスを付けたいか』です。
ゆらゆらと揺れるような重みのあるものを付けたいのか。
もしくはワンポイントとなるような小さなピアスを付けたいのか。
実はそれによってピアスの穴を開ける位置が違うことをみなさんは知っていますでしょうか?
①大振りで、揺れる重みのあるピアス
このようなピアスを付けたい場合は、ピアスの穴は耳たぶの中心部分に穴を開ける必要があります。
あまり下過ぎてしまうと、ピアスの重みから穴が伸びてしまったり、もしくは酷いときはちぎれてしまったりなど、ケガにつながってしまうことも考えられます。
重みに耐えられるように、耳たぶの中心に余裕をもって穴を開けることをお勧めいたします。
②ワンポイント、小ぶりのピアス
ワンポイントで小ぶりのものですと、耳たぶの下のほうにあると結構かわいくチャーミングです。
耳たぶの中心よりも少し下に穴を開けることをお勧めします。
また、どちらのピアスも付けるという方は、耳たぶ中心に穴をあけておけば間違いはないでしょう。
正しくピアスを開けるためのコツ
では、ここからは、ピアスを正しく開けるコツを紹介します。
自宅で自分でピアッサーなどを使う場合は、きちんと押さえておいたほうがいいでしょう。
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①準備する物
では、ピアスを開けるのに準備する物は以下になります。
・ピアッサー(穴を開ける個数分)
・消毒液
・コットンや綿棒
これだけです。
②まずは耳たぶを清潔に
まずは、ピアスを開ける前に、耳たぶを消毒液を付けたコットンや綿棒で除菌します。
今から耳たぶに穴を開け、傷をつけるのですから、雑菌が入ってしまわないようにしっかり除菌しておきましょう。
③痛みを和らげるために
冷たい氷などで少しの時間耳たぶを冷やすと、ピアスを開けた時に痛みがマヒしてあまり感じないといわれています。
長時間氷をあててしまうのはいけませんが、少しの時間あてて痛みを少なくできるのはいいのかもしれませんね。
④いよいよピアッサーで開ける
ピアッサーは斜めに刺さると、今後ピアスを付けるときに付けにくくなってしまいます。
まっすぐになるように鏡などで位置を確認しながら行いましょう。
怖さから勢いをあまり付けずやってしまう方がいますが、途中でやめてしまったり、耳たぶの途中で止まってしまうとかなり危険です。
出血の危険も考えられます。
ピアッサーは勢いを弱めることなく、思いっきりしてしまいましょう。
もし、不安な場合は、赤などのペンで穴を開けたい位置にマーキングしておくと便利です。
位置がずれることも防ぐことができます。
ちなみにピアッサーは片手ではなく、両手で持って行いましょう。
⑤ピアッサーでピアスの穴が開いたら
最低でも、その開いた穴が安定するのに1か月は期間がかかります。
ピアスはしばらくそのままで、1か月ほどは変えないようにしましょう。
また、穴が開いた後、安定するまでは消毒が必要です。
綿棒などでしっかり消毒をするように清潔にしておきましょう。
また、ピアスをニードルや安全ピンなどで開ける方法もネット上などで紹介されていますが、安全、かつ清潔ではないためにお勧めできません。
きちんと正しい方法で開けましょう。
それでもピアスを開けるのが不安な方は?
ピアッサーでも不安。
それでもピアスを開けたい!と強く思う方は、専門店や病院で開けることをお勧めします。
きちんとした専門家なら、希望通りの場所に開けてくれるでしょうし、また、綺麗なピアスホールが開くことでしょう。
また、アフターケアもしっかりある専門店が多いため、何か体のトラブルや困ったことがあれば気軽に相談できるのも強みですよね。
病院でも安心して開けることができるでしょう。
ただし、自宅と開けるのと違い、多少金額がはることもあります。
予算や希望、安心感など、さまざまな観点から自分のベストな開け方を考えたほうがいいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
このようにピアスを開けるにしてもさまざまな方法があるのですね。
一番トラブルになりやすいのは、穴を開けてから穴が安定するまでの期間です。
消毒を怠ったり、傷がついたりなどしてしまうと、せっかく穴を開けてもファッションピアスを付けるのに穴が安定せず化膿してしまったり、しばらく時間がかかってしまったりなど、大変なことになってしまいます。
早く穴を安定させて、さまざまなピアスを付けてファッションの幅を広げ、楽しむのもいいでしょう。
最近はたくさんのピアスがあり楽しいですよね。
正しい知識をもって、安全にピアスを開けていきたいものです。