しつこい黒ずみにさよなら!鼻の毛穴を正しくケアしよう
肌の悩みの代表「鼻の黒ずみ」
思春期の子どもから大人まで、幅広い年齢層の人が抱える肌の悩みが、鼻の毛穴の黒ずみです。
ザラザラした感触や、ブツブツの見た目は嫌なものですね。
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女性であれば黒ずみをかくすためにメイクを厚くして、それが原因で黒ずみを悪化させてしまうこともあります。
悪循環に陥ってなかなか治らない上、放っておけばニキビや吹き出物の原因にもなりうる黒ずみ。
何とかしたいと思っている人も多いでしょう。
今回は、鼻の黒ずみの原因をしっかりと理解してから、スキンケアアイテムの種類別に、適したケアの方法を探っていきましょう。
黒ずみの原因は?
黒ずみの原因は「酸化」です。
10円玉も、新しいものはつやつやと光っていますが、古いものは黒くなっています。
これは、時間が経って10円玉が酸化したからです。
簡単に言えば、これと同じことが鼻の毛穴でも起こっているのです。
酸化しているのは毛穴に詰まった汚れや皮脂が固まった、角栓と呼ばれるものです。
つまり、毛穴に角栓が詰まることを防げば酸化することもなく、黒ずみに悩まなくて済むということです。
しかし、だからと言って皮脂や汚れをゼロにしたり、詰まった汚れを無理矢理引きはがしたりするのは逆効果です。
皮脂は本来肌を守り水分を保つ働きをするので、ゼロにしてしまってはかえって肌にダメージを与えてしまいます。
また、無理矢理皮脂の分泌を抑えると、体が「皮脂が足りていないからもっと分泌させなければ」と判断して、余計に分泌量が多くなってしまいます。
やらなければならないのは、汚れを優しく取り除くことと、皮脂の分泌量を正常にすることです。
それにはどんなアイテムを、どう使ったらいいのでしょうか。
洗顔料はクレイを選ぼう
洗顔は、毛穴の汚れを落とす作業です。
洗顔料の選び方次第で、その効果は大きく変わってきます。
クレイ(粘土)の含まれた洗顔料は自然派の洗顔料として注目されています。
クレイとはミネラル成分を含んだ粘土粒子の総称で、その美容効果で人気を博しています。
クレイの魅力は、汚れを引き付ける吸着力。
他の洗顔料が皮脂を溶かして洗うのに対し、クレイ洗顔料は毛穴に詰まってしまった皮脂や汚れを吸着して除去してくれます。
力任せにこするのではなく、天然成分の働きによって汚れを取るので、他の洗顔料に比べて肌へ負担を掛けずに洗うことができます。
クレイにはいろいろな種類があり、その種類によって効果が微妙に異なりますから、自分に合ったものを見つけてください。
クレイ洗顔でも、他の洗顔とやり方はあまり変わりません。
他の洗顔料よりも泡立ちにくいと思いますが、あまり気にしなくても大丈夫です。
肌をこすらないように優しく洗って、よくすすぎましょう。
化粧水は収れん効果で選ぼう
毛穴の黒ずみに悩む人は、洗顔後に毛穴を引き締める収れん効果のある化粧水を使いましょう。
収れん効果とは、血管や肌の組織を収縮させて毛穴を引き締めることを言います。
洗顔後のきれいになった毛穴を引き締めて、新たな汚れが入らないようにします。
見た目にも、毛穴のブツブツが見えなくなってきれいになりますね。
でも、実は収れん効果のある化粧水の中には、アルコールによって毛穴の引き締め感を演出するものもあります。
アルコールは確かにさっぱりするので、「引き締まった気がする!」と思いがちです。
よく知られている通り、アルコールはすぐに気化します。
そして気化するときに肌の水分も一緒に蒸発してしまいます。
乾燥は毛穴ケアの敵ですので、アルコールのさっぱり感に騙されないようにしましょう。
アルコール不使用のもの、収れん効果だけではなく保湿効果がしっかりしているものを選ぶと安心ですね。
品質にもよりますが、冷蔵庫の中で化粧水を保管しておくのも一つの手です。
お風呂上りに開いた毛穴を、冷やした化粧水で引き締めることが出来ます。
化粧水をつけた後は、乳液やクリームでふたをして、水分が飛ばないようにしましょう。
毛穴パックは逆効果?
角栓を手っ取り早く取る方法が毛穴パックです。
使い方が簡単な上に、パックをはがすと角栓がびっしりと張り付いているので、「きれいになった」という感じがしますね。
しかし、この毛穴パックはアフターケアをしっかりしなければ逆効果になってしまいます。
パックをはがして角栓を取った後の毛穴は開きっぱなしです。
パックの成分をしっかり流してから、化粧水で保湿をしましょう。
ビニール袋に入れた氷をタオルで包んで、パックした部分にあてれば、開いた毛穴を引き締めることが出来ます。
毛穴パックは刺激が強いので肌に負担がかかります。
しっかりとアフターケアをして、黒ずみを悪化させないようにしましょう。
オリーブオイルで角栓を取り除こう
食用のオリーブオイルと綿棒で角栓を取り除く方法があります。
オリーブオイルを綿棒にたっぷりとしみこませ、気になる毛穴の周りを撫でるようにマッサージします。
こうすると、オリーブオイルの成分と角栓が反応して角栓が溶けだし、肌に負担をかけることなく毛穴をきれいにすることが出来ます。
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たっぷりとオイルを使うことがポイントなので、肌と綿棒の摩擦が強いように感じたらオイルを追加しましょう。
気になる角栓が取れたら、オイルをきちんと洗い流します。
洗顔料をよく泡立てて優しく洗いましょう。
オイルが残っていると、肌トラブルの原因になります。
最後に冷たい水で毛穴を引き締めてから、化粧水とクリームで保湿します。
ケアに使うオリーブオイルは不純物の入っていない、エクストラバージンオイルと呼ばれるものを使いましょう。
低刺激、保湿、引き締めがポイント
鼻の黒ずみをケアするには、まずは毛穴の汚れを取りましょう。
ゴシゴシとこすることなく汚れを落とすことが出来るような、低刺激の洗顔料を選びましょう。
洗顔後の開いた毛穴には、引き締めと保湿成分の入った化粧水を浸透させて、新たな汚れが入らないようにします。
毛穴パックなどのスペシャルケアをした時も、引き締めと保湿が欠かせません。
鼻の黒ずみケアの基本は、低刺激、引き締め、保湿です。
日々のスキンケアにこの3つを意識的に取り入れ、継続的なケアをしていきましょう。
毛穴の黒ずみは1日で出来るものではありません。
その分、黒ずみを除去するのも1日では成し遂げられません。
人によって違いますが、黒ずみの改善を実感できるのはケアを初めてから2週間から2か月後です。
「明日デートだからなんとかしたい!」と思っても、どうにもならないのが黒ずみ。
恋人が出来てから焦るくらいなら、普段からよいサイクルのスキンケアをして、毛穴の目立たない肌を手に入れましょう。